がんの治療などはわかりやすい例かもしれませんね。抗がん剤なども、種類によって合う人と合わない人がいるというのは聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
花粉症に悩まされていればわかりやすいと思いますが、医師からいろいろな種類の抗ヒスタミン剤を処方された記憶はありませんか?
同じ花粉症の薬でも、効く人と効かない人がいるので、いくつかの薬を試してみるというのが、スタンダードな治療方針となっています。
ちなみに、肌に関する治療で有名なケースでいえば、男性向けですがAGAの治療などは良い例でしょう。
有効成分であるミノキシジルが効果的な人は、約70%と言われています。
「7割方効果が出るのであれば、自分も大丈夫では?」と楽観的に思われる方も多いように感じますが、それは違います。
10人中、3人には効果が出ないのです。そして、効果が出ないだけでなく、副作用により悪化することがあるということも忘れてはいけません。
食事一つとってもそうです。
イソフラボンを接種するために大豆が良いと言われて大豆ばかり食べれば良いというわけではありません。
接種しすぎると、体質によっては肌荒れや、自律神経の乱れにつながるケースもあるのです。
あれこれ治療法に悩む前に、
まずは検査を受けましょう。
具体的には、遺伝子検査で下記のようなことを分析できます。
シワ― MMP1遺伝子
コラーゲンの分解に関わる遺伝子です。コラーゲンが過剰に分解されると、シワになりやすくなります。
シミ― GPX1遺伝子
メラニン色素の合成に関わる遺伝子です。色素を調整する機能が弱いと、シミができやすくなります。
敏感肌― 抗酸化力SOD2遺伝子
角層のうるおいとバリア機能に関わる遺伝子です。NMF(天然保湿因子)のもととなるフィラグリンが不足すると、角層のバリア機能が低下します。
…etc
※検査後には、ご自身でも確認できるように、お肌のタイプと、それにあった、生活習慣のアドバイスを専用サイトにてチェックすることができます。
肌診断機では、主に現在の肌の状況を分析します。シミ、シワ、皮脂、毛穴の状態や、糖化状況を分析します。
問診にて、食事、運動、睡眠時間等の生活習慣の状況や健康状態についてうかがい、遺伝子検査・肌診断機の結果と合わせて今後の治療方針をご提案します。
検査は1度で済みます。
自分に合うかどうかわからない治療をするよりも、
一度、しっかりと検査をしてみましょう。