美容皮膚科　施術プラン

イオン導入とは、ビタミンCやトラネキサム酸など、皮膚に吸収されにくい水溶性の美容成分を微弱な電流を用いてイオン化し、皮膚の深部へと浸透させる治療法です。この方法により、成分がより効率的に肌に届き、さまざまな美肌効果が期待できます。単に肌に塗布するだけでは届きにくい深層まで、電気の特性を活かして有効成分を届けることができるのが特徴です。また、痛みやダウンタイムがほとんどないため、気軽に受けられるのもメリットの一つです。当院では、美肌や肌質改善を目指す方のために、ビタミンCやトラネキサム酸を中心にした導入液を使用しています。

イオン導入:リスク・副作用

基本的には副作用はないと言われてはいますが、発赤や熱感、かゆみ、痛み、腫れ、発疹、肌の炎症など症状が現れる場合もあります。

透肌リフレッシュケアは、6種類のハンドピースを使用し、強力な水素サイクロン水流を活用して毛穴の奥深くにたまった汚れを徹底的に洗浄する施術です。ピーリング剤は使用せず、水素水での洗浄を行うため、敏感肌の方やピーリングが苦手な方にも適しています。

透肌リフレッシュケア:リスク・副作用

施術時に赤みがでることが稀にあります。

ライムライト

ライムライトは、シミを薄くしながら肌全体の質感を向上させる治療機器で、痛みが比較的少ない点が特徴です。シミやそばかすに加えて、肌のキメやくすみ、ハリの改善が期待できるため、肌全体を美しく整えることが期待できます。
また、薄いシミやそばかすに効果があるとされており、肌色や質感に優しく配慮された設計で、不要なダメージを与えることなく治療が行えます。ライムライトは520～1,100nmという幅広い波長の光を使って、表皮や真皮にアプローチし、シミ、くすみ、小ジワ、毛穴の開き、赤ら顔、ニキビ、ニキビ跡など、多様な肌の悩みに同時に効果が期待されます。さらに、真皮層でコラーゲンの生成を促進し、ハリのある若々しい肌へと導きます。治療後すぐにメイクが可能で、日常生活に支障がないため忙しい方にもおすすめです。顔全体はもちろん、手のシミにも効果が期待できます。

YAGレーザー（トーニング）

レーザートーニングは、医療用レーザーであるmyQ：dualを使用して肌の色ムラやシミを改善する治療法です。メラニン色素に反応するレーザーを弱い出力で均一に照射し、メラニンを徐々に破壊するとされています。これにより、シミや肝斑、炎症後の色素沈着に効果があるとされています。1回あたりの効果は穏やかですが、複数回受けることで、シミが目立たなくなる効果が期待できます。特に肝斑やそばかすが気になる方、肌全体のトーンアップを目指したい方におすすめです。

ライムライト:リスク・副作用

一時的な赤み、ヒリヒリ感、稀に色素沈着を起こす可能性があります。

YAGレーザー(トーニング):リスク・副作用

照射出力が強すぎると紫斑が生じたり、術後に色素沈着や色素脱失が生じる可能性があります。また適正な出力であっても炎症を引き起こしメラノサイトが活性化して炎症性色素沈着を生じさせる合併症があります。合併症のリスクを少しでも下げるため、照射後は内服や外用の治療を必要に応じて併用します。

ダーマペンは、細かい針で肌に微細な穴を開けることで、肌の自然治癒力を活かして再生を促すとされている治療法です。これにより、コラーゲン生成が活性化し、小じわやハリ不足などの肌トラブルが改善が期待できます。治療前にヒアルロン酸や成長因子などの美容成分を肌に塗布し、針でその成分を深層へと導入するため、より効果的な美肌効果が得られるとされています。小じわや毛穴、肌のハリ不足が気になる方に最適で、ニキビ跡の改善にも効果が期待できます。

ヴェルベットスキン

ヴェルベットスキンは、ダーマペンと薬剤を組み合わせた治療で、肌の再生を促すダーマペンの効果に加えて、美肌成分を肌に導入することで、さらに高い効果が期待されます。ダーマペンは微細な針を使って肌に穴を開け、その再生力を引き出します。この傷を修復しようとする力が、ニキビ跡や小じわの改善に繋がるとされています。また、穴が開くことで美容成分の浸透も高まり、特にコラーゲンピールを使用すると、シワやハリの改善が期待できます。施術後は薬剤をマッサージしながら浸透させ、肌の奥まで成分を届けます。シワやニキビ跡、肌のキメが気になる方におすすめです。

オプション

ダーマペン:リスク・副作用

痛み、出血、色素沈着、ほてり、赤み、内出血など。

ヴェルベットスキン:リスク・副作用

こうじ酸が含まれるピーリング剤を使用するため、こうじ酸にアレルギーのある方は膨隆疹や赤み、むくみなどのアレルギー反応が出る場合があります。一時的な赤みや腫れ、乾燥、痛みなどの副作用が起こることがあります。

HIFUは、HIGHSONICという高密度の超音波機材を利用したリフトアップ治療です。肌や皮膚の下層をピンポイントで熱処理し、筋膜層（SMAS層）からアプローチします。これにより、肌を引き締め、たるみを改善する効果が期待できます。また、コラーゲンの増加を促し、肌の弾力を高める作用もあるとされています。ほうれい線やたるみ、シワが気になる方におすすめで、ハリのある若々しい肌を目指す方にも適しています。使用する機器は、肌の浅い層から深層までアプローチできるため、痛みが少なく、ダウンタイムもほとんどありません。痛みが少ないリフトアップ施術を求める方にぴったりです。

HIFU:リスク・副作用

痛み・乾燥・シミ・色素沈着・赤み・腫れ・火傷・神経の損傷が起こる可能性があります。
妊娠中、授乳中の方、近い日にちで他の美容治療を受けた方/受ける方、ペースメーカーが入っている方、アトピー、ケロイド体質の方などは施術できません。

ボトックス注射は、ボツリヌストキシンを筋肉に注入し、筋肉の動きを抑えることでシワを目立たなくする治療法です。加齢に伴う自然なシワの予防や、肩こりの改善、首や肩のラインを整えるのにも効果的です。ボツリヌストキシンは、ボツリヌス菌から精製されたタンパク質で、筋肉の収縮を抑える働きがあります。効果が現れるのは2～3日後で、一般的に3～4ヶ月持続します。その後は効果が薄れるため、定期的な施術が推奨されています。また、頬骨からフェイスラインにかけての咬筋に注入すると、顔のボリュームダウンが可能で、小顔効果が実感できます。

ボトックス:リスク・副作用

即効性がない

個人差はありますが、効果が現れるまでに3～7日ほどかかることが多いため、イベントを控えている方は、予定を合わせる必要があります。

約4～6ヶ月で元に戻る

持続期間は約4～6ヶ月で自然に元に戻ります。そのため継続治療が必要になります。

妊活中、妊娠中、授乳中は施術ができない

ボトックスは胎児に影響があると報告されており、妊娠中の施術はできません。また、授乳中もボトックス注射を打つことができません。

内出血

ボトックスの施術では注射針を使用するため、内出血が生じる場合があります。内出血は1週間ほどすれば薄くなります。

リジュランは、ポリヌクレオチドと呼ばれる成分を主成分とする皮膚改善治療の一種です。肌の真皮と呼ばれる部分に作用し、肌の弾力性や保湿力を向上させます。肌のハリツヤが良くなったり、化粧のノリが良くなる、毛穴が目立たなくなるなどの効果が期待できます。
さらにリジュランには「アスタキサンチン」という成分も含有されています。この成分は高い「抗酸化作用」を持ち、その抗酸化作用はビタミンEの1,000倍程度と言われています。
肌の保湿や弾力性を向上させるための美容施術の一つで、美容成分を皮膚の浅い層に均一に注入します。これにより、肌の内側から潤いや、ハリやツヤを与えることが期待できます。
施術時間は比較的短く、ダウンタイムも少ないのが特徴です。
ただし、施術直後は一時的な赤みや腫れが生じることがあります。
なお、１回の施術では効果を持続させることが難しく、3～4回程度の複数回施術を推奨しています。

リジュラン注射:リスク・副作用

注入部位に、炎症（発赤、浮腫、紅斑）が痒みや痛みとともに出現し、1週間ほど持続することがあります。
注射による施術のため、稀に注入部位に内出血が起きることがあります。この場合、回復するまでにおおむね1～2 週間必要となります。
注入後に感染症や出血が起きる可能性はゼロではありません。